タイ貿易倉庫UD | くらす はたらく いちはら

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コップンカ〜!来ただけでタイ気分になれるお店へようこそ!タイ貿易倉庫UD

タイ料理といえば、ガパオやパッタイなど、日本でもおなじみのメニューも多く、好きな方も多いかもしれませんが、実は南いちはらでも、タイのお母さんがつくる本格的なタイ料理が味わえるお店があるのをご存知でしょうか?

今回は、私たちがよく聞くメニューから、本場の人が喜ぶようなちょっとマニアックな料理まで、『本当のタイ』を味わえるお店をご紹介します!
2021.12.21/文・写真 Kaori HOSOYA

住所 千葉県市原市米沢697-3
連絡先 049-298-5690
営業日 火曜日定休
(火曜が祭日の場合は営業あり)
営業時間 10:30〜17:30
SNS ウェブサイトInstagram

小湊鐵道の上総牛久駅に向かう一本道。車をまっすぐ走らせると見えてくるのが、黄色い看板と細長い建物。よく見ると「タイ貿易倉庫」という文字とタイの国旗、お弁当の旗が並びます。

「ん?タイ料理??いや、貿易?倉庫??」

と、気にはなるものの、なんのお店だかわからずにそのまま通り過ぎてしまう方もいるかもしれませんが、実はこちらが本場のタイを味わえるお店、「タイ貿易倉庫UD」(以下、UD)なんです!

店内へ一歩足を踏み入れると、そこはまさに異国の地。
まるで旅先で知らないお店に入ったかのようなワクワクした気持ちになります。

入り口にずらっと並ぶ仏像!!店内には、タイの商品がところせましと並びます。

売り場をに進むとメニューが置かれたテーブル席とカウンターが備えられ、タイ語で笑顔で話しかけてくれるお母さんにも、「言葉は通じるかな…?」と、なんだかドキドキ!

入口からのぞいた店内の様子。日本人ももちろんですが、外国籍の方がさまざまなところから買いに来ることも多いのだそう。ネットでも購入が可能な食材は、あっという間に売り切れてしまいます。

おなじみのものもあれば知らない商品もたくさん。商品について質問をすると、どのように調理するのが美味しいかなど、現地ならではのつくり方や食べ方を教えてくれます!

メニューにある料理はどれも本場のお母さんがつくり、見た目も味もタイ料理そのもの。料理に使われる野菜、お米、調味料のほとんどが本場のタイの食材を使用し、タイのお母さんがつくることで、本場の味を表現しているのがお店の自慢なんです。

しかも、タイ野菜は自分たちでいちから育てているというこだわりよう!そんなこだわりと手間ひまかけられた料理一つひとつの独特なエスニックの風味と香ばしい香りが、食欲をそそります。

畑自体も初めてだったため当初は試行錯誤だったそうですが、ようやくうまく育つようになってきたパパイヤ。なるべく農薬を使わずに自然に育てているそう。

そんなUDの人気メニューが、こちら。

一番人気のガパオのセット。タイでよく食べられるという日替わりの副菜やスープ、デザートもつき、満腹になること間違いなし。こんなに盛りだくさんなのに値段も良心的なことに驚き!
とっても辛くて美味しいヤムウンセン。タイらしく辛い料理も多いですが、本場はもっと辛いんだとか!(辛さは調節可能。タイ風ラーメンなど辛くないメニューもいろいろあります)
とても繊細で綺麗なハスの花のようなお菓子。お店で揚げる、プロの技です。昔はどの家庭でもおばあちゃんが庭でつくって、みんなで食べていた伝統的なお菓子なんだそう。

そんなUDをオープンさせたのは、オーナーの黒木さんとお店の運営を任されている松本ユウさん(以下、ユウさん)。

もともとソーラーパネルを全国で取り付ける会社を経営している黒木さんは、仕事をする中で、研修生など多くのタイ人に出逢い、興味を持ったことからタイを訪れるように。そんななか、市原市で暮らしていた、ユウさんとの出逢いも重なり、タイの人にも日本の人にも喜んでもらえることとして始めたのがUDでした。

30年以上も前に来日してから自分でお店を開いていたというユウさんは、日本語もペラペラ。常にニコニコと楽しそうに接客してくれます。

UDというお店の名前の由来も、ユウさんの故郷であるタイのUdon Thani(ウドーンターニー)という町から来ています。とてものどかで自然に囲まれた静かな場所で、一度は訪れてほしい場所なんだとか。

ユウさん
「お店に来てくれる人と話すのはとても楽しいよ!
本当のタイを感じてもらいたいから、全部タイのものを使って、本当に美味しいものを高くせずに出したいの。みんなに喜んでもらえるから、すごく嬉しい。」

本格的なタイ料理を食べたい方も、海外旅行気分を味わってみたい方も、ただ美味しいものを食べて楽しい時間を過ごしたい方も。ぜひ一度「タイ貿易倉庫UD」を訪れてみてください。

きっとあなたも虜になるはず!