のどかな里山風景の中、走っていると見えてくるのが、真っ青な広い青空と湖にかかる赤い橋。 湖畔美術館やワカサギ釣りでも有名なこの湖畔のほとりにある、小さな小学校跡地を使ったグランピング施設が、今回ご紹介する高滝湖グランピングリゾートです。 2021.08.24/Kaori HOSOYA
住所 | 〒20-0557千葉県市原市養老1012-1 |
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電話番号 | 047-701-8872 (10:00〜17:00) |
ウェブサイト | https://www.takatakiko-glamping.com |
“こんなところにグランピング施設があるの?”
そんなことを思いながら入っていくとパッと目を引く、海外の雰囲気を感じさせる植物とおしゃれな壁。よく見るとこそこにはGlamping Resortの文字が。
こちらが今年の4月(2021年)にオープンしたばかりの高滝湖グランピングリゾート(以下、高滝グランピング)。テレビ番組などでも紹介されることも多く、ご存知の方も多いと思います。
最近は色々なところでグランピングという言葉を聞くようになりましたが、こちらの特徴は何と言っても廃校を利活用しているという点。
体育館や教室など、そのまま残されている空間や、「ここが家庭科室だったの?!」とびっくりするような、アメリカ西海岸を思わせるおしゃれな空間が混在し、懐かしさと非日常の両方を味わえる、ここならではの素敵な空間となっています。
校庭だった場所には約20個ほどのドーム型のテントが置かれ、訪れた人たちが自分たちの特別な非日常を楽しめるよう、スタッフの皆さんで色々なアイデアを出し合ってさまざまな工夫がされています。毎日くべられる焚き火を囲んだり、アウトドアの大きなスクリーンで映画を観たり、学校の裏庭では一面広がる畑の収穫体験で獲れたての野菜を使って調理をしたりすることも可能なのだそう。
そんな非日常を味わえると人気の高滝グランピングですが、この地域ならではの新しいプロジェクトも生まれているんです!
そのひとつが高滝湖企業連携プロジェクト。
月に一度、この地域で活動する事業者が集まりながら、エリア全体をみんなで盛り上げようと定期的な話し合いを行っており、新しい取り組みがいくつも始まっているそうです。
高滝グランピング×かき氷屋さん
過去の記事にもある移住者(Uターン)の前田さんが始めたかき氷屋さんを施設内に呼んで、夏祭りに欠かせないかき氷を販売したり。
高滝グランピング×人気レストランのシェフ
通常プランは食事をご自身でつくっていただきますが、最近オフィスを市原市に移転された、東京で人気のお店とのコラボレーションにより、その有名なシェフ料理を食べられるプランを構想中です。
また、企業の研修施設として利用したいとの重要も多く、研修室や企業に合わせたプランなどの整備も整えているそう。(現在も企業の宿泊も可能。)
この場所の魅力は、『地域の人の良さ』ですね。
最初、外部の人が入ることで嫌煙されるのではないかと思っていましたが、実際に入ってみると地域の方に沢山のお声がけをいただけ、本当にありがたいです。
そう話すのはマネージャーの西川さん。これから市原の中で、宿泊から遊びまで観光を完結できる一端を担えるようにしたいと強く意気込みます。
こんなふうに、さまざまな企業や個人事業主の方など新たなつながりが生まれたことで、南いちはらに新しい風が吹いています。これから高滝グランピング×〇〇、どんなプロジェクトが生まれていくのかとても楽しみですね。
この場所ならではのプランを味わってみるのももちろんオススメですが、何か始めたいと悩んでいる方やコラボレーションしてみたい!と考えている方、また企業の研修施設を探されている方も、気軽に施設へ足を運んでみてはいかがでしょうか?高滝湖グランピングリゾートをはじめ、きっと地元の方々が手助けしてくれますよ!